積極な走りの新人選手

決まり手って、「逃げ」「捲くり」「差し」「マーク」と別れる。
どこまでがどうなのかはわからないが・・・新人なら先行しろ!っていう空気があるみたい。
自転車レースって、相手の力も使ってなんぼのスポーツなので、先頭よりは、2番目以降にいた方が有利にはなる。
だから一番先頭から一番最初にロードレースでいう「アタック」するのが競輪では「先行」となる。

一説では新人のうちは先行で脚をつくらないとということを聞いたが、競輪初心者ながら私はそれはちがうと思う。
実践だけでは脚なんかできない。
脚は普段から作らなくては。トップのローディらがとてつもない距離を走り、練習やケアに時間を費やしているからこそ、あんな一般人ではありえない過酷なレースを本番で繰り広げるのだ。
競輪だって、努力した人だけが勝つ。
ロードレースだって、先頭交代に加わって脚使って、仕事しまくれ!というのはある。
それを周りのベテラン選手はよくみてる。
ミヤタ・スバルからシマノ・メモリーコープへ移籍した品川真寛選手は移籍してからのチームでの環境でのことについて「入ってみてかわったけど、俺は今までぜんぜん練習してなかった。」と言った。
彼は努力してきているつもりだったけれど、最高チームの選手達は、想像以上の練習をしていたようだ。
 
競輪のデータプラザの各選手情報ページでは、嗜好以外にきちんとしたデータが掲載されている。
そこの近況状況に”連体時の決まり手”も記載されている。
選手がゴールのときに、どの戦法だったかというもの。
私が応援する兵庫の篠塚光一選手は、これが「先行」100%だ。
とにかく先行で行く。1着でなくても、最後まで先行でもがく!
以前に向日町を見たとき、友達のベテランの選手が同じ開催で出場していた。
直後に話を聞くことができたが、やはり新人の先行の走りは感心するらしい。
 
ということで、90期の競輪選手ら73名中で決まり手100%「先行」となっているという選手は他に誰がいるのかとチェックしてみた。
だいたいはみんな先行してると思うけど。80%程度「先行」と10〜15%程度「捲くり」というのが多い。100%「捲くり」というのが3人いて、へーとか思ったり。
「先行」だけに触れているので、勝率はおいとく。

本日付で連体時決まり手100%「先行」の90期の選手

ほー。関東、静岡、近畿、九州か〜。