やっぱ道産子さぁ〜

今回は久しぶりに同級生が数名集まってくれた。(同級生は11名)彼らとは保育所と小学校まで一緒。私はそれから京都へ引越したので、地元のメンバーはほぼ保育所から高校まで同じ。たまに大学や専門学校まで同じ人もいる。みんな幼馴染みで兄弟のようなもの。兄弟のようなものだと感じたのは今回帰省してからだが。
離れていて連絡を取らなくても、みんなの実家はわかるし、誰かが帰ってくれば時間を作って集まってくれる。
最近の私は傷心だったので・・・帰る故郷と古き友がいる良さを実感した。
幼馴染みは裏切らない。
いつでも思い出せる彼らの声と北海道弁がとても心地よかった。
普段は関西弁などをあやつる私も北海道に着けば数秒で北海道弁を喋る。やっぱり私は道産子さね。
みんなが牛の世話の話とか、春先の雪と農作業の進み具合を心配するのとか、魚をおろすとか話していて、大人になったんだな〜と思った。
昔はいじめられた相手だけど、あんなに憎たらしかった同級生達は、なんだかんだ言っても北海道内でしか生活したことのない彼らの心は純粋だ。
私は相当、大人社会の欲や都会の色に染まったと思う。
本当に故郷は素晴らしい。
何年も見えなかったものが見えた。
今は北海道で暮らすのは非現実的だけど・・・正直、今回ほど北海道へ帰りたい、故郷が恋しいと感じたことはない。